社員を知る

転職ストーリー

転職ストーリー

ランドセルで得た経験を
カバンづくりにも活かして
一人前のサンプル師を目指す

製品開発部門 2017年入社

社員の名前

01 「サンプル師に」の言葉が刺さる

羽倉への転職は、当時の求人票に書かれていたメッセージが決め手となりました。「3年働けば一人前のサンプル師になれます」という一文です。目にした瞬間、これだ!と。それまでは別の鞄メーカーで働いていて、ひたすらミシンで縫製していました。だから、型紙にも一から関われる仕事内容に興味を抱き、応募しました。

02 入社後すぐランドセルの担当に

ランドセルのパーツを裁断する職人の様子

入社当時の羽倉の業務は、他社バッグのOEM、キャディバッグの製造、ランドセル事業の立ち上げという3本柱でした。ランドセルに関しては、コンピューターミシンを導入したものの、扱える社員が一人もいなかったんです。データの作成・入力も含めて、完全に手探り状態。私は前職で経験があったため、担当となりました。

03 管理職に必要なスキルが養われた

いまでこそ羽倉は組織化されていますが、以前は社員も少なく、何かと大変でした。最初の頃に一番困ったのは、教えてくれる人がいなかったことです。機械をさわるときも、自分で調べて、試しての繰り返し。でも、自主的に仕事を進める意識が養われ、結果的に良かったですね。後輩へも、経験からアドバイスできますし。

04 機械がそろった充実の職場環境

羽倉に入社して良かったことのひとつは、設備が充実している点です。カバンの中でも特殊なランドセルは、製造機器がたくさんあります。それらを全て使える職場環境は、本当に恵まれていると思いますね。それと、個人的に良かったのは禁煙サポートプログラム。会社と仕事仲間が禁煙を応援してくれて、完全にやめられました。

05 最初の目標へ着実に近づいている

ミシンでランドセルを縫い合わせる職人の様子

開発部門でランドセル以外の商品開発に携わるようになり、入社動機の「一人前のサンプル師になる」へ近づいている実感があります。カバンのデザインを考案して型紙を作り、材料を裁断し、縫製して仕上げる。そうした一連の作業を、スピーディーに、綺麗にこなし、お客さまに喜ばれる商品を世に送り出したいですね。

転職ストーリー

ランドセルだけでなく
カバンや革小物まで
幅広く携われるのが羽倉

製品開発部門 2018年入社

社員の名前

01 新しく挑戦できる!と応募した

入社前に「Toyooka KABAN Artisan School(トヨオカ カバン アルチザン スクール)」でカバンづくりを基礎から学びました。羽倉を知ったのは会社説明会で、ランドセル事業が始まった頃です。一般の鞄よりも丈夫さが求められるランドセルに興味をもち、新しく挑戦できる!と応募しました。

02 開発部門でランドセルのリメイク

革のバッグを作っている職人の様子

これまでに担当した業務は、ランドセルのカブセ(フラップ)の製作、コンピューターミシンによる縫製、材料の裁断・加工の3つです。実務でランドセルづくりの経験を積み、開発部門に異動となりました。現在は、6年間使用したランドセルをペンケースやキーホルダーなどの革小物にリメイクする企画を進めています。

03 現場ならではの考え方を学べる

生産から商品企画まで幅広く仕事をしてきて最もスキルアップを感じているのは、効率化を意識するようになったことです。例えば、「同期化」という生産方式。各作業時間と人員配置を綿密に調整し、工程ごとの作業時間がだいたい同じくらいになるよう調整します。学校では習わない、現場ならではの考え方を学べましたね。

04 新しい素材や道具を積極的に導入

ランドセルだけでなくカバンや革小物まで、羽倉ではいろんなモノづくりに携われます。また、それに伴い、溶剤などの素材、道具、ミシンなども、新しいものを積極的に導入するので、その点もメリットです。いい素材やいい道具があればすぐに試させてくれますから、個人のスキルアップと作業の効率化にもつながります。

05 お子さまの楽しげな姿に励まされ

革のバッグを作っている職人の様子

私が所属する開発部門の建物の窓からショールームが見えるんです。お子さまが楽しそうにランドセルを選んでいる様子が。そんな光景を目にすると、とても嬉しいし、励まされますね。現在さまざまな商品企画に携わっていますが、もっと作業スピードを上げて、ゆくゆくはカバンのサンプルを1本作れるようになりたいです。

転職ストーリー

縫製の技術はもちろん
マーケティングで
カバンの“今”を知れた

製品開発部門 2022年入社

社員の名前

01 アットホームな雰囲気がGood

モノづくりが昔から好きで、豊岡に来る前は東京で陶芸教室のスタッフをやっていたんです。それで、仕事を辞めることになり、前からカバンにも興味があったので、豊岡のカバン学校「アルチザン」に入学しました。羽倉との出会いは、在学中の職業体験のときです。アットホームな雰囲気が気に入って入社を希望しました。

02 多彩な革小物に関われる楽しさ

革のバッグを作っている職人の様子

「アルチザン」ではカバンの製作がメインでしたが、羽倉では革小物に関わることが多いです。最初に担当したのは、羽倉のグループ企業が企画した革小物の縫製。そして、企画進行中のランドセルのリメイクも、カブセ(フラップ)からペンケースや手帳カバーなどを作る仕事。先輩に教えていただく機会も多く、勉強になります。

03 製作過程もしっかりと学べる

羽倉では、さまざまな場面で学びがあり、スキルアップにつながっています。例えば、市場に出回っているカバンを分類して資料化する仕事も、知識の蓄積になりました。十数ブランドのカバンを形状や素材でカテゴライズするというもので、商品企画を練るうえで、とても重要な仕事です。技術に加えて製造過程も学べました。

04 熟練職人たちの技に感動の連続

羽倉には熟練職人がたくさんいて、いろいろと教えてもらえるから本当にありがたいです。外部から来られるアドバイザーの方も経験豊富で、型紙づくりの早さにも驚かされます。私は作業が遅いという自覚があるから、「凄い、こんなふうに進めていくんだ!」と間近で感動する日々。そこも羽倉に入社して良かった点ですね。

05 全体的なスピードアップが課題

パソコンで業務をする様子

まだ入社1年ですから課題は山積み。でも、毎日楽しく仕事をさせていただいています。目標は、製作スケジュールを細かく区切って考え、全体的にスピードアップを図ることです。納期から逆算し、余裕をもって、3日で何を4日で何を終わらせる、というように。先輩方から多くのことを吸収して、もっと力をつけていきたいです。

転職ストーリー

羽倉ランドセルの
小学生を見かけると
とても嬉しくなります

生産部門 2018年入社

社員の名前

01 未知のランドセルに強くひかれた

もともとモノづくりに興味があり、前職でもカバンに携わっていました。豊岡の企業で有名メーカーの人気商品を作っていたんです。羽倉への転職を決めたのは、一緒に働いていた人が先に羽倉へ行き、誘ってくれたからでした。ランドセルの製造が始まって1年目で、未知の世界に強くひかれたのをよく覚えています。

02 前職の経験が現場で活かされる

ランドセルに模様を縫い付けている様子

最初は生地や糸の多さに戸惑いましたが、縫製経験はあったから問題なかったですね。コンピューターミシンの担当となり、ランドセルのメインマチのステッチや、ショルダーと本体をつなぐ「美錠」部分などを縫っていました。コンピューターミシンは自動制御で勝手にどんどん動くから、慣れるまでは怖かったです。

03 多くの経験を積ませてもらえた

羽倉の良いところは、多様な工程に関われる点。コンピューターミシンの縫製以外にも、本革や人工皮革の型抜き、ランドセルの補強素材であるタフテル芯の縫い付けなど、多くの経験を積ませていただきました。個人的には、コンピューターミシンをもっと極めたいですね。完全に自分のものにするのが目標です。

04 「速く、綺麗に」を極めたい

目標といえば、「速く、綺麗に」も永遠の課題。作業スピードは経験で上げられます。でも、ステッチが粗かったり不良品を出してしまったら無意味です。そこは強く意識して作業します。また、縫製前の準備や次の工程の作業も、迅速に進めるよう努めています。「綺麗にできてるのに速いね!」と言われるのが理想ですね。

05 さらに技術を磨いて良い商品を

ランドセルを作っている職人の様子

モノづくりに関しては、正直まだまだだと思います。最終目標は、全行程の作業に入ること。大変ですが、会社の近くで羽倉ランドセルの小学生を見かけると本当に嬉しくなって励みになるんです。これからもお子さまたちに私たちのランドセルを使ってもらえるよう、さらに技術を磨いて良い商品を作り続けていきます。

転職ストーリー

働きやすい環境だから
未経験だった私でも
スキルアップできました

生産部門 2021年入社

社員の名前

01 インスタグラムで羽倉を知った

羽倉入社前はホテルのレストランで働いていました。カバンとは、まるで関係のない仕事です(笑)。そして、転職を考えていた頃、たまたま羽倉のインスタグラムを知りまして。綺麗なショールームやランドセルの鋲なしフラップを投稿画像で見て、凄くいいなと。そのとき運良く社員も募集していたので、すぐに応募しました。

02 ゴールを決めてスケジュール調整

パソコンに向かって作業をする羽倉の社員

前職では接客以外に備品管理業務も担当していたので、そこは羽倉入社後に活かせました。パソコン作業も好きですし。業務のひとつに、ランドセル製作の年間スケジュール作成があります。ゴールを定めて、生産個数や外注依頼時期を決める仕事です。細かいスケジュール調整は難しいですが、非常にやりがいがあります。

03 社員の支援で自分もスキルアップ

生産管理グループでの私の役割は、生産部門の職人がカバンづくりに集中できるようサポートすることです。だから、在庫管理の効率化、資料の自動化は、どんどん進めていきます。社員で共有する在庫管理シートに関数を入れて、管理表としての型を整えて自動化を推進したり。入社後のスキルアップを実感する部分でもあります。

04 ストレスなく働けるありがたみ

カバンの学校に通っていたわけではなく、資格もないのに、働かせていただいて感謝しかありません。カバンのことを学べるのはもちろん、心地良い人間関係のなか健康的に仕事ができる点が、私にとってはものすごく大きいです。無理な残業もありませんからね。ストレスなく仕事ができるありがたみを噛みしめています。

05 羽倉ランドセルをもっと広めたい

倉庫で革を選んでいる様子

羽倉の社員は、自分たちが創り出すモノに自信を持っています。だから、今後は羽倉ランドセルをもっと広めていきたいです。そのために必要なのは、お子さまに気に入っていただける満足度の高いランドセルを作り続けること。工房見学でお聞きできる生のお声も大切にしながら、社員一同頑張っていきたいと思います。